アフラック募集代理店 西田陽一 の日記
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がん治療認定医増加 全国1万人超、静岡県内は286人
2012.05.14
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がんの治療に向けて、自分の専門分野の知識だけでなく、がんに関する幅広い知識や能力を持った医師を養成するためにつくられた「がん治療認定医制度」ができて5年。歯科(口腔外科)を含めた認定医の数は1万人を超え、この4月には1万人に達した。静岡県では286人が認定されている。
「10年以内に2万人規模が目標。全国各地で順調に増えている。認定医は、がん医療スタッフの中核をなすもので、今は拠点病院などが多いが、今後は開業医やクリニックでも認定医が増えるだろう」と日本がん治療認定医機構の今井浩三理事長は話す。
2人に1人はがんになる時代を迎え、積極的にがん医療対策を進める「がん対策基本法」が2007年に施行されたことに伴い、認定医制度もスタートした。
従来、がん医療では学会ごとに「専門医」制度をつくろうとしていた。
しかし、自分の専門分野しか分からず、他科への紹介や専門外のがんの話ができないなどの弊害が指摘され、まず先に、がんの幅広い知識を身に付ける「がん治療認定医」を養成することに主眼が置かれることになった。
同機構の西山正彦理事は「『認定医って何?』では困る。認定医を表に出して標榜できるようにしていきたい。また、認定医は5年ごとの更新なので、更新時に調査をして、認定医がどんなところで治療を担っているかを把握し、公表していきたい」と話している。
がん治療認定医 地域別人数 総数1万1267人(2012年4月1日現在)
北海道 556人
東北 620人
関東 3632人(東京都 1704人)
中部 1797人
近畿 2042人(大阪府 1016人)
中国・四国 1254人
九州・沖縄 1366人
静岡新聞 平成24年5月14日
2人に1人はがんになる時代です。「がん対策基本法」が2007年に制定されて、がん治療に対する体勢が整ってきています。昔は、がんは死に直結する病気として、口に出すのも禁句という風潮がありましたが、現在は早期発見・早期治療で治るということ、治療もさまざまな新しいものが出てきています。
しかしながら、がん治療はお金がかかり、長期化することも多い病気です。がんと向き合って、備えるようにしてください。
がん検査を受けましょう。